2021年最新の人気車ランキング!ボディタイプ別・用途別の売れ筋はコレ!

2021年上半期の販売台数から売れ筋を読む!

7月に入り、2021年上半期(1~6月)の販売台数が軽自動車も含め発表されました。

それを元に、今売れている車、つまりユーザーに認められた車の売れ筋と、ボディタイプ別に売れている車の上位、輸入車の上位、そして用途別のオススメをご紹介します。

総合ランキングはどうしてもほとんどが軽自動車やコンパクトカーが上位となりますが、ボディタイプ別では意外な車がランクインしている事も?

世界的な半導体不足から、「生産停止で納車が遅れる」という事態も発生しており、実際はもっと売れている車があるかもしれませんが、これから車を買おうとしている人、まだ買わないけど今の流行を把握してみたい人も、参考にしてみてください。

人気の国産車おすすめランキングTOP5

4代目となる現行モデルが2019年に発売されたダイハツのタントは、2003年に発売した初代が、車内の高さに一層の余裕がある「スーパーハイトワゴン」というジャンルの草分けでした。

2代目以降は助手席側のBピラー(前後ドア間の柱)を後席ドアへ組み込み、前後ドア開放時は開口部が広々としている「ミラクルオープンドア」の採用が特徴です。

現行の4代目では運転支援システム「次世代スマートアシスト」を採用するなど、先進装備も充実しています。

2016年に登場したコンパクトなスーパーハイトワゴンで、開発・生産担当のダイハツが「トール」として販売しているものの、かつて存在した兄弟車「タンク」を2020年に統合したトヨタのルーミーが、圧倒的な販売台数を誇ります。

基本的には軽スーパーハイトワゴン「タント」の兄貴分的な、背の高い後席両側スライドドア車ですが、軽自動車よりワンランク上を求めるユーザーからの支持を集めました。

先代末期に追加した「スペーシアカスタムZ」で、「やはりユーザーは大型メッキグリルのアグレッシブなフロントマスクを望んでいる」と理解したスズキが、2017年に満を持してモデルチェンジしたのが現行の2代目スペーシアです。

パッチリした目つきの柔らかいイメージがある通常モデルと、キツイ目ながらたくましそうな「カスタム」、SUVルックな「ギア」の3種類をラインナップしています。

2011年に初代モデルを発売以来、2017年にモデルチェンジした現行の2代目までほとんどの期間を「軽自動車販売No.1」として過ごしたN-BOXシリーズ。

次に紹介するヤリスが実質は3車種のため、実際は今でも販売台数トップの「まさに日本の国民車」的モデルです。

価格はやや高めでも、充実した装備と高品質を与えれば軽自動車という垣根を超えて売れる!と証明した軽スーパーハイトワゴンであり、現在の日本車に大きな影響を与えています。

現在の日本で「もっとも売れている車」という事になっているのがヤリスシリーズ。

実際には基本モデルの「ヤリス」と、モータースポーツ向けで姿形は似ていても実質別車の4WDターボ「GRヤリス」(同じボディながら安くて普通のエンジンなFF車もあり)、SUVの「ヤリスクロス」、3種類があります。

主力のヤリスとヤリスクロスは、ガソリン車もハイブリッド車も、飛び抜けた低燃費と高い走行性能を両立しているのが最大の特徴です。

SUV人気ランキングTOP5

かつて販売していた軽SUV「ネイキッド」を彷彿とさせるデザインに、懐かしき4WDオフローダーの名を与え、それでいて中身は最新SUVというのがダイハツのタフトです。

ライバルであるスズキがヒットさせた「ハスラー」へ本格的に対抗するモデルですが、ハスラーと異なりクーペのような2名乗車メインの前席優先コンセプトで作られています。

全車標準装備の大型ガラスルーフ「スカイフィールドトップ」が最大の特徴です。

クーペルックが増えていた国産SUVのデザインに、オフローダールック回帰のキッカケを与えたヒット作。

5代目トヨタ RAV4の弟分的なSUVで、コンパクトカーを得意とするダイハツが生産していますから、タフトの兄貴分でもあります(ダイハツ版「ロッキー」も販売中)。

ただし4WD車にはあくまで生活4WDのタフトと異なり、RAV4同様の統合制御システム「ダイナミックトルクコントロール4WD」が採用され、悪路での実用性は上です。

たまたまどこのメーカーも軽SUVを売るのをやめていたある日、「SUVブームなのにもったいない」という声に応えたスズキが2014年に発売したハスラー。現在は2020年にモデルチェンジした2代目を販売中です。

スズキのSUVなら「ジムニー」がオフローダーとして世界的にも有名ですが、ハスラーはいざとなれば並の車より頼りになる悪路走破性と、優れた快適性や経済性をセットに。

ジムニーより高い普段使い向きの実用性でヒット作になりました。

かつてレクサスRXの日本版として登場したハリアー。日本でもレクサスRXを売るようになって廃止されるかと思いきや、あまりの人気ぶりからRAV4ベースとなって販売継続、現在は2020年にモデルチェンジした4代目を販売中です。

SUVでありながら流麗でスポーティー、高級感もある「ハリアー」の名は人気SUVの定番ブランド化しており、老若男女問わず広いユーザー層から支持を受けています。

2020年8月にヤリス派生車として発売されるや、ヤリス譲りの驚異的な燃費性能と走りの良さ、扱いやすいコンパクトなボディで、SUVとして十分配慮された使い勝手とデザインを凝縮。

「理想的なSUV」として人気爆発中なのが、ヤリスクロスです。

ベースのヤリスに匹敵する販売台数で「ヤリス」シリーズの販売を倍増させ、トヨタ車が日本での販売No.1を奪回する原動力となりました。

今回「さすがにSUVとして買う人がメインではあるまい」と考えたのでランク外としたものの、販売台数からすれば立派に人気車種なのがダイハツ ハイゼットトラック(2021年上半期販売台数43,467台)、スズキ キャリイ(同28,839台)といった軽トラックです。

どちらもリクライニングシートで快適な大型キャビン仕様(ハイゼットジャンボとスーパーキャリイ)があるほか、大径タイヤを履くリフトアップ、荷台の代わりに小部屋を載せたキャンピングカーとカスタムも盛んで、SUVとしても人気上昇の注目車と言えます。

ミニバン人気ランキングTOP5

1999年に登場した2代目から車内が広々として快適なFF低床レイアウトを採用、「物より思い出」のキャッチコピーで日産の代表的定番車種へ成長したセレナ。

2016年にモデルチェンジした現行の5代目でも安定した人気を誇ります。

モデルチェンジの時は最新の運転支援システム「プロパイロット」で、さらに2018年にはモーターのみで走行する日産式のハイブリッド「e-POWER」搭載で話題となりました。

日産の最新技術が惜しみなく投入されるミニバンです。

大人しめのファミリー向けコンパクトミニバンだった先代から一転、2015年にデビューした現行の2代目では人気のスポーツシューズのような若々しくシャープなルックスで人気となったのがシエンタです。

4WDこそ設定されないものの低燃費なハイブリッド車や、アウトドアなど人数より荷物を載せるのに便利な2列シート仕様も設定されており、ファミリー層以外にタクシー用途でも人気を集めています。

シエンタと激しく販売台数を争い、2021年上半期は僅差で上位に立ったフリードも現行モデルは2016年デビューの2代目。

2列シート仕様の「フリード+(プラス)」を設定するなど、多くの共通点を持っています。

ハイブリッド車は先代フィットと同じやや古いシステムなものの、シエンタハイブリッドと異なり4WDも設定しているのが特徴で、これが僅差でシエンタより売れている理由かもしれません。

トヨタの5ナンバーフルサイズミニバン、「ノア3兄弟」(ノア/ヴォクシー/エスクァイア)の次男坊として2001年に登場したヴォクシー。

常にノアより若々しいデザインと、メッキパーツ多用でさらにアグレッシブへ仕上げた特別仕様車、「煌(きらめき)」シリーズが特徴です。

現行の3代目は2016年登場ですが、2020年に3ナンバー車にグレードを絞り込み、トヨタ系全販売店で売り出してから人気が集中、ノア3兄弟の販売は半分以上がヴォクシーになっています。

ミニバンの人気No.1は驚いた事に国産ミニバン最強・最高級のアルファードで、2015年に登場した現在の3代目は最初こそ普通の高級ミニバンでしたが、2017年のマイナーチェンジで迫力の大型メッキグリルを備えた今のデザインになると人気が急上昇!

ヴォクシーと同じく、2020年からトヨタ系全店での販売が始まると、それまではソコソコの人気だった兄弟車ヴェルファイアを追いやる大ヒットが続いています。

なおこのアルファード、手放す時も買取価格が高い「リセールバリューがいい車」としても有名です。

SUVカテゴリーにおける軽トラ同様、軽1BOXバンの乗用グレードや、派生モデルの軽1BOXワゴンも「軽ミニバン」として要注目です。

もともと商用では大量の荷物を飲み込んでも小回りが効く車として重宝されています。

乗用としては床が高いためスーパーハイトワゴンほどの快適性はないものの、シートを倒せば圧倒的に長大なスペース、屋根の上に増設可能な折りたたみ式ベッドスペースなど、キャンピングカーとしても人気があります。

軽自動車人気ランキングTOP5

日産が三菱と共同開発した軽スーパーハイトワゴン(三菱版がeKスペース)で、2020年から販売している現行型ではルノー由来の新型エンジンに全車マイルドハイブリッドを組み合わせました。

ライバルがメッキパーツを多用した精悍なデザインの「カスタム」をラインナップしているのに対し、ルークスでは日産ミニバン伝統の「ハイウェイスター」や、「オーテック」といったグレード名なのが特徴です。

スーパーハイトワゴンほどではないものの、昔ながらの「小さな軽自動車」より背が高くてゆったりしている「軽トールワゴン」というジャンルの一番人気で、基本的なラインナップは後席ドアが前席と同じ普通に開くヒンジドアの、ムーヴ/ムーヴカスタムです。

加えて後席スライドドアのムーヴキャンバスがあり、柔らかめのデザインが人気なほか、「あまり背が高い車は不安だけど、スライドドアは欲しい」というユーザーに重宝されています。

ダイハツでは「ムーヴ」シリーズなど幅広い車種へ人気が分散するため、単独車種としては3番手が指定席になっているタント/タントカスタム。

しかし、逆に言えば「他に人気車種があっても、これだけ売れている」のが特徴です。

2019年登場の現行型はムーヴシリーズより格段に新しく、最新装備もふんだんに採用されるほか細かい使い勝手の改良も続いており、ダイハツ軽自動車の主力なのは他社ライバルと変わりません。

かつてワゴンRが不動の軽自動車販売トップだったためか、軽スーパーハイトワゴンへ参入してもなかなか販売が上回らなかったスズキ。

ライバルを研究しようやく出したヒット作が、2017年登場の現行スペーシアです。

デザインを徹底的にユーザー好みへ寄せ、内装も工夫して車内の幅を限界まで広げるなどした苦心作で、2018年にはSUVルックの「スペーシアギア」も追加しています。

価格はやや高めでも充実した装備と高品質を与えれば、軽自動車という垣根を超えて売れる!と証明した軽スーパーハイトワゴン。

2011年の初代登場とともに大ヒット、現在の日本車に大きな影響を与えたのがN-BOXです。

2017年にモデルチェンジした2代目も相変わらずの人気で、今や日本市場でのホンダを代表する車種であるとともに、その売れ行きから国民車に近い存在と言えます。

コンパクトカー人気ランキングTOP5

今はコンパクトカーでもスーパーハイトワゴンが人気ですが、2010年デビューの2代目で後席両側スライドドアを採用するなど火付け役となったのが、5位のソリオです。

2020年登場の現行4代目では燃費はいいものの高価だったストロングハイブリッドを廃止、最廉価グレードを除いて全車マイルドハイブリッド化。

燃費だけでなく車両価格とのバランスも取った、購入を決めやすいグレードを主力としています。

N-BOXやフリードと並ぶホンダの定番車種のフィットは、2020年にモデルチェンジし、現行4代目。

多様なユーザーの好みに合わせ、デザインや仕様が異なる複数モデル体制となりました。

2021年最新の人気車ランキング!ボディタイプ別・用途別の売れ筋はコレ!

スポーティなエアロ仕様モデューロXがFFのハイブリッド車のみで、ベーシック、ネス、リュクスの標準的コンパクトカー3モデルと、SUVルックなクロスターと多種多様です。

それぞれガソリン車とハイブリッド車、FFと4WDをラインナップしています。

先代の途中からモーターのみで走る日産式のハイブリッド「e-POWER」を追加したところ大ヒット。

2020年にモデルチェンジした現行型では、最低価格が上がるのを承知で全車e-POWER化する大勝負に出たのがノートです。

今や「ガソリンエンジンで発電する、充電不要なEV(電気自動車)」として定着しており、2021年下半期の秋にはボディもエンジンも若干大型化した上級版「ノート オーラ」を発売します。

特に背が高くもなく車内スペースはごく普通、ガソリン車に加えハイブリッド車やスポーツ性が極めて高いホットハッチ。

ユーザーが安価に参戦できるワンメイクレースも開催される「昔ながらのコンパクトカー」がヤリスです。

驚異的な燃費性能、格安モデルもある充実のラインナップ、見た目は似ても事実上別物、4WDターボはWRC(世界ラリー選手権)にも参戦するGRヤリスの存在など、「平凡にしてあまりにも非凡」っぷりがウケています。

人気が高まった後席両側スライドドアのコンパクト・スーパーハイトワゴン市場へ後発で参入したルーミー。

2016年当時から人気だったものの、2020年に兄弟車タンクと統合、トヨタ系全店販売になってからコンパクトカー部門でブッチギリ販売トップとなりました。

ハイブリッドがなく燃費も走りもソコソコ、基本はダイハツ車(ダイハツ版は「トール」)で運転支援もダイハツ式ですが、トヨタで売っている安心感が一番人気の理由かもしれません。

ハイブリッドカー人気ランキングTOP3

ハイブリッドカー人気は3番手からで、まずは世界初の量販ハイブリッドカーとして1997年に発売されて以来、ハイブリッドの定番車種となっているプリウスです。

2015年にモデルチェンジした現行4代目は、好みが非常に分かれたデザインを2018年のマイナーチェンジでリファイン。

一時はN-BOXよりよほど売れていて「日本で一番売れていた車」だった先代ほどの勢いはないものの、今でも堅調に販売されています。

販売比率から割り出した推定値ですが、どうやらプリウスより若干上回るらしいのが同じトヨタのヤリスハイブリッドす。

ガソリン車よりは高価なものの、国産車でトップのWLTCモード燃費(ハイブリッドXで36.0km/L)が魅力的です。

ただし、最新式バッテリーを搭載し、やや大きく高価なものの5ナンバーサイズを堅持、燃費は同等な新型(2代目)アクアが2021年7月に発売されたため、2021年下半期は人気を二分すると思われます。

ハイブリッドカー人気で堂々1位に飛び出したのは、2020年のモデルチェンジで日産式ハイブリッド「e-POWER」へと一本化したノートでした。

ヤリスハイブリッドやアクアと同じ5ナンバーサイズのコンパクトハイブリッドで、燃費はライバルに及ばず価格も若干高いものの、エンジンは発電に徹して、常時モーターで走るEVと同じ運転感覚がウケているようです。

強力なライバルとなる新型アクアが登場しましたが、ノートも秋に上級版ノート オーラで迎え撃ちます。

国産スポーツカー人気ランキングTOP3

スポーツカーのランキングですが、元より販売台数が少ないジャンルな上に、ベース車と販売台数を分けて公表していないケースも多々あります。

そこで、このジャンルに関してだけは、判明している販売台数以外に、中古車情報サイトに掲載された「登録前の新車」あるいは「登録済み未使用車(いわゆる「新古車」)」の多さから人気を推定しました。

正確な販売台数がわかる中でもっとも売れているのがGRヤリスですが、4WDの1.6Lターボ版のほか、同じボディながら普通のヤリスと同じ1.5Lエンジンを積んで少し安いFF車もあり、どちらが多いかはわかりません。

4WDターボの方はWRCのほか、スーパー耐久レースや全日本ジムカーナなど国内モータースポーツでも大活躍しており、かつて隆盛を誇った三菱のランエボなどに取って代わる存在となりつつあります。

2位は正確な販売台数は不明なものの、GRヤリスより安価で購入や維持がしやすいコンパクトスポーツとして人気の高い、スイフトスポーツをランクインさせました。

2017年に登場した現行4代目は、2代目以来定評があるハンドリングの良さや、先代から採用の6速MTで操る楽しみを維持。

1.4Lターボエンジンによるパワフルさがあり、さらに実用ハッチバック車として使い勝手の良さも大きな魅力です。

1位はマツダのロードスターとどちらにするべきか迷いましたが、「今でもMTで操る楽しみがある、唯一の軽ホットハッチ」である、アルトワークスをチョイスしました。

ライバル車不在ゆえ話題になる機会こそ少ないものの、全国の自動車販売店では新車や登録済み未使用車が数多く中古車情報サイトに掲載されており、それだけ「在庫していても売れる車」だと思います。

遠からずベースのアルトともども次期型へモデルチェンジされると言われており、今後も期待できそうです。

今回「2021年上半期の実績から評価」という意味で辛かったのが、国産スポーツカーがちょうど谷間の時期である事です。

トヨタ 86 / スバル BRZも、スバル WRX STIも2021年下半期以降の新型登場待ちですし、日産の次期フェアレディZも登場確実ながらデビュー前で、まだ評価できません。

ホンダのシビックタイプR(これも2022年に次期型登場予定)やS660など生産終了前に完売しましたが、スポーツカー人気というよりは、プレミア価格で転売前提の資産人気に思えます。

いずれ次の機会に、「みんな電動化される前の、最後のスポーツカー黄金期で人気な車」を紹介したいものです。

国産セダン人気ランキングTOP3

人気車種としては完全に終わった感のある「セダン」カテゴリーですが、「売っていない車はない」と言わんばかりのフルラインナップを堅持しているトヨタだけはまだまだ敢闘。

このカムリもかろうじて販売上位へ食い込んでおり、今後も堅実な販売が期待できそうです。

2017年に登場した現行10代目は、ハイブリッド専用のFF(前輪駆動)車ながら、FR(後輪駆動)にこだわらなければ走りや質感はクラウン以上とも言われる逸材です。

もはや終わった、売れなくなった、次期型はSUVだFFだと騒がれているクラウン。

しかし、トヨタを代表する高級セダンは「今のセダンでこれだけ売れていれば上等でしょう?」と言いたくなる、なかなかの人気を誇っています。

スポーティなRS系グレードが販売の中心となっており、今後も「高級でユッタリした車がいいけど、ミニバンは嫌だし昔ながらのFR車がイイ」とコダワリあるユーザー向けに、しばらくは存続しそうです。

こちらもかつての人気がない、もう次期型はないと話題になっていますが、全盛期に化け物じみた売れ方をしているだけで、現在の基準からすれば立派に人気車種なのがプリウス。

「セダン」カテゴリーではなんと日本一に輝いています。

ハイブリッドカーとして重要な燃費性能こそコンパクトなヤリスハイブリッドやアクアに譲るものの、セダンが欲しいユーザーがいる限りプリウスもやはり必要なのでは?と思います。

国産ステーションワゴン人気ランキングTOP3

今から20年以上前には「ステーションワゴンブーム」で各メーカーが競ってこのジャンルへ新型車を投入したものですが、3列シートで6~8人乗るか、2列シート仕様なら荷物はもっと積めるミニバンにすっかり駆逐されました。

数少ない生き残り、かつ5ナンバーワゴンの中でもっとも売れているのがシャトル。

先代フィット譲りで低燃費のハイブリッドもラインナップ、扱いやすいサイズはビジネスからレジャーまで大活躍です。

ステーションワゴンブームの火付け役で、国産車の王者トヨタすら寄せ付けず「ワゴンならスバル」の名声を得たレガシィツーリングワゴン後継として2014年に登場したレヴォーグ。

現在は2020年11月にモデルチェンジした2代目を販売中です。

スバル自慢の運転支援システム「アイサイト」最新モデルをいち早く搭載するなど、スバルの走る技術ショーケース、イメージリーダーとしての重大な役割も背負っており、現在も人気の1台となっています。

一時は地味な保守層向け、あるいはビジネスワゴン的な5ナンバーサイズワゴンとして細々とした余命を終えるかと思いきや、2019年に現行型がデビュー。

スポーティーなデザインでワゴンブーム復活か?と思わせるほど、大人気なのがカローラツーリングです。

旧型も継続販売している「カローラ」シリーズの半分近くがツーリングで、カローラの名を販売ランキング上位へ押し上げる強大な原動力となっています。

ファミリーカーにおすすめの人気車3選

ファミリーカーと言っても想定するファミリーによってオススメは異なりますが、「軽自動車で十分」というファミリーに断然オススメしたいのはN-BOXカスタムです。

何しろ事実上日本で一番売れている車ですから知名度抜群、名前は知らなくとも「こんな車見たことない」と言われる事だけはありませんし、カスタムなら値段や雰囲気で妥協したと思われることもなく、まさにそれこそが一番売れている理由と思われます。

次に、親戚や知り合いまで載せられるか、家族旅行でフル乗車しても荷物を載せられる余裕があるそこそこ広い3列シートミニバン。

さらに、運転支援機能やモーターで走る「先進性」、ハイブリッドの「経済性」というイメージの強い車としてセレナe-POWERをオススメします。

実際にはもっと低燃費で長距離高速巡航も快適、運転支援機能も充実した車があろうとも、イメージ戦略で家族も周囲も納得、という意味ではベストチョイスなはずです。

最後に「無敵のファミリーカー」という意味でオススメなのはアルファード。

その高級感とフロントマスクでご近所を圧倒し、広々と快適でくつろぎやすく、後席モニターなど後付装備も施しやすく、3列フル乗車でもなお荷室空間が残る車内スペース、そして知名度です。

「ウチの車はアルファードです」というだけで一目置かれる上に、人気車種として話題ですから無難だが賢い選択をする人と思ってもらえ、買い替えでの下取りも高価買取が期待できるリセールバリューの高さと、死角はありません。

アウトドア・キャンプにおすすめの人気車3選

キャンプに行くならオフローダーじゃないと!と思いがちですが、今どきそんな車でないと行けないキャンプ場などそうそうありませんから、普通の車で十分。

その上で道が狭くとも安心して走れ、道具として使い倒し、現地で必要とされる荷物一式を大量に積め、荷物を下ろせば環境によっては車中泊も快適となると軽1BOX車が最強で、イチオシはスズキのエブリイシリーズと、三菱や日産、マツダでも販売している兄弟車となります。

ダイハツのハイゼットカーゴ/アトレーシリーズでもいいのですが、「ハコ」に徹したボディの形状やデザイン、使い勝手の面でエブリイ系に一日の長があります。

気分的にもアウトドアらしい車で、現地でいろんな電化製品が使える外部給電の余力があり、快適性や走行性能だけでなく、燃費もキッチリ優れた車というと魅力的なのがプラグインハイブリッドのSUV、RAV4 PHVです。

オフローダールックで悪路走破性能に優れていますし、並のハイブリッド車のコンセントがあくまで非常用程度なのに対し、大容量バッテリーで余裕は十分、この種の車でもっとも低燃費ですから、言うことはありません。

唯一の難点はプラグインハイブリッドゆえに車重が重い事で、路肩の地盤が弱い道には向かないくらいです。

アウトドアを家族や仲間と大人数で過ごそう!と思うなら、3列シートミニバンでありながらSUVとしての能力に定評がある、デリカD:5こそが至高、唯一無二の選択となります。

SUVでも3列シート車は増えましたが、3列目に快適性を持たせた上で荷室容量も確保した場合は相当大きくなります。

価格やサイズ面でのデメリットが目立ってしまうため、多人数を考慮したアウトドア用途ならデリカD:5に勝てる車はそうそうないのです。

外車・輸入車のおすすめ人気ランキングTOP5

日本でも輸入大衆車メーカーとして定評があるフォルクスワーゲンから、これも日本車ばりのコンパクトSUVとして登場、日本でも2020年から販売しているのがT-Roc(ティーロック)です。

どのみち舗装路メインなら4WDは不要と割り切ったFF車のみで、ガソリン車とディーゼル車の2種類をラインナップ、ディーゼル車は輸入SUVでNo.1の低燃費を誇ります。

スウェーデンの名門、ボルボが販売している一番人気なのが60シリーズ。

セダンのS60やステーションワゴンのV60、SUVのXC60をラインナップし、販売のメインはV60のSUV風「クロスカントリー」と、XC60となります。

それぞれガソリン車とディーゼル車があるものの、圧巻なのはターボ+スーパーチャージャーエンジンにプラグインハイブリッド4WDという、電動化が得意な国産車にもない豪勢な全部載せモデルの存在です。

日本市場で輸入高級車の定番として好調をキープしているのがBMWの3シリーズで、4ドアセダンとステーションワゴンをラインナップし、主力はファミリーカーからビジネスまで幅広く使えるセダン。

比較的安価な500万円以下のモデルから、1,000万円オーバーの高性能4WDまで多彩なグレードがあり、最近人気なのは燃料代が安い軽油で走れるディーゼルターボ車と言われています。

フォルクスワーゲン採用のSUVとして2019年に日本でも発売されるや人気モデルとなり、次に紹介するミニが何車種にも分かれたシリーズなため、実質的には輸入車の人気No.1と思われるのがT-Cross(ティークロス)です。

T-Rocと異なりディーゼル車はないものの、自動車税が安い1リッターターボで軽快な走り、ガソリン車では優秀な燃費により、走行性能と経済性に優れた使い勝手のいい輸入SUVとして評価されています。

昔から日本では人気がある「ミニ」のブランドをBMWが買い取り、近代的コンパクトカーとして2001年に日本でも販売開始してから20年、今やこのNEWミニがすっかり定着しました。

現在の3代目は3/5ドアハッチバック、コンバーチブル(オープン)、クラブマン(ステーションワゴン)、クロスオーバー(SUV)があり、ディーゼル車やプラグインハイブリッド車に加え、高性能版JCW(ジョン・クーパー・ワークス)など多彩なラインナップが特徴です。

「小さくとも本物」が求められる、現在の人気車

2021年上半期を終えた現在、下半期や2022年にかけてトヨタやホンダ、スバルなどでかつての人気車、あるいは今も人気車のモデルチェンジはモデル再編が見込まれており、今後もランキングは急激に動いていきそうな気配です。

ただし、一部の例外を除き、小さくとも安っぽくなくて質感が高い車、車両本体価格より燃費などランニングコストが優れた車が人気という構図は変わらず、ユーザーの「小さくとも本物志向」は、ボディタイプや国産・輸入車を問わず強まっています。

そうした流行に乗った車選びをするか、それを知った上で個性を押し通すか、選ぶのは皆さん次第です。

カテゴリー